反省!

友人のパソコンが壊れた。修理代が7万円近くするそうだ。それならば、買い替えた方が良い、と買い替えを薦めた。

彼は出張が頻繁にある訳でないので、安いノートにしたら?、と薦めた。しかし彼は、「シュミレーターをやるから、スペックの良いノートが良い」といいはる。そこでデスクトップの方が安くてスペックが良い、と半ば強引に説得するが、「デスクトップを買うならば、究極にスペックが良いものが良い」と言うが、予算がオーバーなので、貯まるまでは、「中スペックのノートを狙う」と言う。

合理的に考えると、安いネットブックと中高スペックのデスクトップが一番彼のニーズにあうと思い説得するが、彼は「スペックの良いノートを狙う」、とゆずらない。

しかし、この「合理的」と言うのが曲者だ。限定された選択肢の中での最適化でしかなく、彼の買物の満足度なんか考慮せず、殆ど自己の説が正しい、と思いこんだ自己満足でしかない説得だった、反省!

そもそもパソコンなんて、余剰品で買う/買わないも自由なものだ。自説が正しい、との思い込みで説得したのが間違い。

ボーナスの買物で、厚手のコートがどんなに暖かくても、彼がデザインで寒い薄手のコートを選ぶのを「止めろ」と言っていたようなものだった。

パソコンには最適解がある、との思い込みに反省。

そして、使いもしないHDDの山や、出かけもしないMacBook Air、だから外からアクセスもしない、SSHを入れた玄箱、みーんな趣味の世界。合理的な最適解なんて自分でも持ち合わせていやしない。