skype三度

skypeが大活躍をした。

同僚がフィリピン出張をしている最中にマニラでテロがあり、その対応で日中は右往左往していて、ケータイ電話で現地と連絡を取り合っていたのだが、やはり通話料が気になり、長くても3分程度の会話しかしていなかったので、細かい様子までは分かりかねた。


しかしskypeだと、時間を気にせず話せるので、殆ど国内の長電話状態で、色々なことが聞け、「フィリピンの現地はそれほど、荒れてはいない」ことが分かった。

そして何よりも面白かったのは、ハンズフリーで話せるので、旅程などはIMで送ってもらい、時々声で詳細を確認する、ということが出来きたことだ。

勿論、今までもIMの機能には標準でついていたものもあったが、CPUや回線の発達により、“実用的”に使えるようになって来た。

ハンズフリーというのは面白いもので、こっちで紅茶を入れながらもskypeで普通に話していたり、ネットのニュースを見ながら、話題に組み込めたりも出来た。

この“ながら電話”が、今後のトレンドになるのではないか、と思いはじめた。

例えば遠距離恋愛の恋人同士が、常にskypeをONにしておいて、同じストリーミングビデオを見ながら時々感想を言い合う、ということが出来る。

問題は通話料というものが発生しないので、いつskypeを切っていいかのタイミングがなくなる、ということだろう。電話の常時接続状態というものが発生する、ということだ。

さて、こうなった時嫉妬深い恋人同士はどうするのだろう?寝るときもつけたままにするのだろうか。

ところでid:lunch_lunchさんに夜にskypeで呼びかけているのだけど、onlineなのに何故応答が無いのだろう?