レコミュニ

Mac Peopleでレコミュニというサイトを知った(http://recommuni.jp/home/)。端的に言えばiTMShttp://www.apple.com/itunes/store/)のSNS版。

まだメンバーではないので、実際にサイトには入れないが、Mac Peopleによると、「SNSの機能をベースに、各ユーザが「お勧めの曲」をアップロードして紹介することで、楽曲を広めていく手法をとっている。ダウンロードする為には最低でもお勧めの曲をアップロードする必要があり、この際に名前などの個人情報を申告し、違法行為があった場合の責任を負う。著作権に関しては、アップロードされた曲をレコミュニ側がチェックし、JASRACなどから配信許可が下りた時点で初めてダウンロード可能となる。不正利用に関しては、楽曲ファイルにウォーターマークを入れ、個人を特定することで対処するというSNSならではの著作権管理となる。」そうだ。

レコミュニで販売されている曲はインディーズ中心で、大手レコード会社に所属しているアーティストの曲はまだ購入できない。しかし、これの面白いところは、プロモートする主体が、レコード会社ではなく、信頼に基づくネットワーカーであるというコミュニティを作りだした、というところだと思う。

ここでレコミュニが著作者の権利の代行団体となり、著作者自身が直接レコミュニでの販売の許諾から、価格まで自由にコントロールできれば、著作権というものが、より著作者に近づいて行くのではないだろうか。